暑さが続く夏に「今日のお昼は何にしよう?」
と悩んだことはありませんか?
そんな時に頼りになるのが素麺です。
我が家も素麺をする機会が
夏は多くなりますが、
「素麺の茹で方がわからない」
そんな風に思われる方も
実は多いようです。
素麺って実は奥深いものだったりします。

なんと、素麺は約1200年の歴史がある
日本最古の麺とされてます。
中国から貴族が食べる唐菓子として
日本につたわったくらいセレブ
御用達の食べ物だったそうです。
その後、日本では7月7月の七夕に
無病息災を願う「素麺」を食べたりと
日本の食文化とのかかわりも深いと
私も最近、知りました。
今日はそんな素麺ですが、茹で方も
奥深いと聞いたので
今日は「普通の素麺を2分で極旨に茹でるコツ」
について書いてみたいと思います。
「素麺」が美味しくない

夏に人気の素麺ですが、我が家は
「今日は素麺だよ~」と言っても
素麺を家族に喜んでもらえない時期が
ありました。
と、言いますのも・・・
我が家は素麺を茹でても、
「伸びている」
「コシがない」
「くっついている」
そう、美味しくなかったのです。
だから、家族は喜びません。
素麺をいただくことも多いのに
なかなか消費できません。
主婦としては簡単に茹でられるし、
お助けメニューにはぴったりだから
どうやったら素麺を美味しく
茹でられるか、悩んでいました。
素麺研究家との出会い
ある時に主人がお客様を連れてきました。
名刺をいただいてびっくり。
肩書きが「素麺研究家」だったのです。
私はつい前のめりで聞きました。


家庭でも素麺が美味しく食べられてないこと




普通の素麺が絶品素麺に変身します

と、いうことで私は素麺研究家に素麺の
茹で方を教えてもらうことになりました。
素麺は知るほど奥が深い

素麺のことをあまり知らなかったのですが、
素麺は全国で作られていて
その土地の風土や気候の違いにより
麺の太さやコシが違うといったように
個性があるそうです。
島原素麺、三輪素麺、小豆島素麺、
揖保乃糸など人気ブランド素麺
もあったりします。
素麺、ひやむぎ、うどんは
原材料は同じで麺の太さによって
呼び名が変わるそうです。
1.3mm未満・・・素麺
1.3~1.7mm未満・・ひやむぎ
1.7mm以上・・・うどん
素麺は冬に作り、翌年の梅雨に
熟成されて、出荷させるけど
2回の梅雨を越した素麺を
「ひね」「ひねもの」と言って
コシが強く高級品として
素麺通に人気になっていることなど、
聞けば聞くほど素麺の世界は
奥深いものでした。
素麺が極旨に変わる3ポイント



家族に美味しいと言ってもらいたいです。

食感を出すには、
茹で方の基本を抑えることが大切だよ。
茹でる鍋も大きい方がいい



お湯は麺の10倍くらいたっぷりの量でね。
そして、梅干しか、酢を少しいれる。


麺にコシがでるんだよ


茹でながら帯を外すと、茹で時間にムラができる。

麺を入れたら、あとはぐるぐる
箸でお湯を対流させるよ。
1つ目のポイントは
混ぜすぎない!


傷つけて、小麦粉の風味が
落ちてしまうこともあるよ。
そして、2つ目のポイントは
びっくり水はしないでね。
吹きこぼれは火加減で調整
するだけ。
びっくり水も素麺の表面を
傷つけてしまうよ

私、今まで傷つけてばっかり
でした。だからぬめぬめして
いたのか・・・


ザルに入れて、冷水でもみ洗い
して水気を切る。
ここでもう1つポイント!
氷水につけないこと。
氷のカルキ臭で素麺の
風味を落としてしまうよ。
氷を使うのはもみ洗い
するときの短い時間だよ

こんなに集中したのは初めてです。
家族に食べてもらうのが
楽しみ~
素麺もおもてなし1品になる

素麺を家族に出してみたら
「うわ!!美味しいね!!」
「高級な素麺なの??」
「つるつるしているね~!」
と素麺が大好評でした。
素麺の味に自信がなかった私でしたが
夏のお客様へのおもてなし1品にも
素麺を出すこともあります。
「今まで素麺はあまり
好きではなかったけど
美味しいと思いました」
なんて嬉しいご感想をいただいたりします。
もちろん、原料や製法がいい素麺を
選ぶもの美味しさの秘訣ですが、
茹で方が一番「美味しさを左右する」
と言っても過言ではないかもしれません。
まとめ

いかがでしたか?
素麺は歴史も深く、夏の定番でも
ある日本の国民食です。
家族でわいわい、友達とわいわい
食べられ、贈りものにも喜ばれ、
日本の人と人を繋いできた「食べ物」
でした。
茹で方のポイントを抑えたら
美味しさもぐっと変わると
言われてます。
混ぜすぎない、茹ですぎない
びっくり水をしない
氷水につけない
普通の素麺が絶品素麺に早変わり
したりするかもしれません^^
是非、試してみてくださいね。
素麺が美味しくないと言われちゃうんです。
何が理由なのかわからないんです。